2020.09.25 10:46 更新
2020.09.25 配信
「Echo Auto」は、音声アシスタントAlexaの便利機能を自動車内で利用可能にするシリーズ初の車載デバイス。スマートフォンのAlexaアプリを介してインターネットに接続し、運転中でもハンズフリーでAlexaと会話できる。
Amazon MusicやApple Musicなどから音楽をストリーミング再生したり、ニュースの読み上げや電話の発着信、Kindleストアから購入した本の読み上げ、車内から自宅のAlexa対応スマート家電を操作するといった機能を搭載。車内の音響特性を考慮して設計された8基のマイクアレイを内蔵、カーオーディオやエアコンの音、運転による騒音に囲まれた状況でも、Alexaがスムーズに応答する。
電源はシガーソケットまたはUSBポートからの給電。3.5mmオーディオケーブルまたはBluetoothでカーオーディオに接続、付属のエアベントマウント(エアコン送風口マウンター)を使用して設置する。
同じく音声アシスタントのAlexaに対応する、最新世代のEchoシリーズも発表された。
新しい「Echo」は従来の「Echo」と「Echo Plus」のもつ機能をひとつに収めたデバイスで、ファブリック仕上げの球体デザインに刷新。3インチウーファーと2つのツィーターを内蔵、Dolbyステレオサウンドに対応した。また、第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサを搭載し、従来以上に高速化された音声認識が可能になる(日本でも将来的に提供予定)。
「Echo Dot」と「Echo Dot with clock」も球体デザインに刷新。明瞭なボーカルとバランスのとれた低音による改良されたサウンドが特徴で、「Echo Dot with clock」には見やすいシンプルなLEDディスプレイを備える。
「Echo Show 10」は、ユーザーの動きに合わせて回転する10型サイズのHDディスプレイを搭載。2つのツイーターと強力なウーファーを内蔵、空間の音響特性を感知して、指向性のある良質なサウンドを再生する。
ストリーミングデバイスFire TVシリーズの新モデル「Amazon Fire TV Stick」もリリース。前世代との比較で50%パワフルになったほか、新たにHDRとDolby Atmosにも対応した。
1.7GHzのクアッドコアCPUを搭載し、性能向上とともに消費電力の半減を実現。5GHzネットワークをサポートするデュアルバンドのWi-Fiに対応し、より安定したストリーミングが可能になった。なお、Fire TVのUIも年内を目処に刷新され、より直感的かつシンプルに操作できるようになる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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