2020.09.29 12:57 更新
2020.09.29 配信
レノボより、折りたためる有機ELディスプレイを搭載した世界初のモバイルPC「ThinkPad X1 Fold」がリリース。Wi-Fiモデルが10月13日に発売されるほか、追って5Gモデルも登場する予定だ。
展開することで13.3型サイズの画面が出現、収納時には半分の大きさで持ち運ぶことができる新感覚の端末。レノボによれば、日本の伝統工芸である寄木細工や三軸織物にヒントを得た設計という。ディスプレイは折り曲げた状態で2画面表示が可能なほか、展開時(ランドスケープモード)は内蔵キックスタンドにより自立させて使用できる。
また、ノートPCスタイルでの入力に使用する「Lenovo Fold ミニキーボード」は、携帯時に筐体に挟み込むことでマグネット充電される仕組み。専用スタイラス「Lenovo Mod Pen」による手書き入力もサポートしている。
ディスプレイは解像度2,048×1,536ドットの13.3型有機ELで、プロセッサはIntel Core Processor with Intel Hybrid Technology、メモリ8GB(オンボード)、ストレージ512GB SSDを内蔵。500万画素IRカメラを備え、ネットワークはWi-Fi 6とBluetooth 5.0をサポートする。搭載OSはWindows 10(64bit)。
外形寸法は、展開時が幅299.4mm、奥行き236mm、高さ11.5mm。折りたたみ時は幅158.2mm、奥行き236mm、高さ27.8mm。重量は本体が約973g、キーボードが約173g。バッテリー駆動時間は約11.7時間とされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
レノボ・ジャパン株式会社: http://www.lenovo.com/jp/