2020.10.16 11:23 更新
2020.10.16 配信
ローカルエリアネットワーク内に設置したSBC(シングルボードコンピュータ)「Raspberry Pi」や、「Jetson Nano」を外出先から遠隔操作できるP2Pプラットフォームがプラネックスから。
ベースになるのは同社のネットワークカメラ「スマカメ」のP2Pシステムで、UIDとパスワードを入力するだけでSBCに接続可能。一旦接続が確立できれば、あらゆる命令を「Raspberry Pi」や「Jetson Nano」上で実行することができる。
これにより、環境センサーやストレージ、赤外線ユニットと「Raspberry Pi」「Jetson Nano」を組み合わせた温度・湿度などの計測、音楽や映像の撮影・再生、簡易的なサーバーの構築、赤外線リモコンを利用した家電の音声操作などが外出先からでも行えるようになる。
「Cloud Pi 2」はユニークIDが記載されたカードとして提供され、「Raspberry Pi」「Jetson Nano」用のサーバーモジュールや、Windows用、Android用クライアントモジュールはダウンロード提供。また法人向けに、遠隔地に設置した自社デバイスのリモートアクセスを可能にする「Planex P2P Platform」のサービスも同時に提供が開始されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
プラネックスコミュニケーションズ株式会社: http://www.planex.co.jp/