2020.10.28 10:25 更新
2020.10.28 配信
サーバーやストレージシステム、データセンターなどで使用するニアライン向け3.5インチHDDの新製品。容量は4TB、6TB、8TBの3モデルがラインナップする。
CMR(従来型磁気記録)方式のニアラインHDDとしては第7世代にあたる製品で、従来モデルに比べてバッファメモリサイズは2倍の256MiBへ、転送速度は243MiB/secへと約23%向上。またMTTFは140万時間から200万時間へ、年間故障率(AFR)も0.63%から0.44%へと改善した。
さらにアクティブアイドル時の消費電力も低減しており、高速・高品質・省電力化によって、データセンターなどのTCO(総所有コスト)を削減する効果も期待できるという。
フォーマット方式は4TBが512ネイティブ(512n)セクター、512エミュレーション(512e)セクター、4Kネイティブ(4Kn)セクターの3種類。6TBと8TBは512エミュレーション(512e)セクターと4Kネイティブ(4Kn)セクターの2種類が用意される。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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