2020.11.04 10:42 更新
2020.11.02 配信
水冷ユニットを搭載するGeForce RTX 30グラフィックスカードが、GIGABYTE「AORUS」シリーズから。いずれもオリジナル基板を採用し、出力インターフェイスはDisplayPort1.4ax3、HDMI2.1×2、HDMI2.0x1を備える。
DIY水冷向けのフルカバーウォーターブロックを搭載するのは、GeForce RTX 3090の「AORUS GeForce RTX 3090 XTREME WATERFORCE WB 24G」と、GeForce RTX 3080の「AORUS GeForce RTX 3080 XTREME WATERFORCE WB 10G」の2モデル。
いずれもクーラント液の漏れを検出するとライトが点滅する「リーク検出」機能(特許出願中)を標準装備。ユーザーは早期に液漏れを認識、対策ができるため、システムへの被害を最小限に抑えることができるという。
また受熱ベースには、GPUコアやメモリ部分にマイクロフィン構造を搭載。発生した熱を素早くクーラント液に移動することで冷却性能を高めている。
なお現時点では「AORUS GeForce RTX 3080 XTREME WATERFORCE WB 10G」のみスペックが公開され、ブーストクロックは1,845MHz、メモリスピードは19Gbps、メモリバス幅320bitで、GDDR6X 10GBのビデオメモリを搭載。カードサイズは幅163mm、長さ252mm、厚さ29mm、補助電源コネクタは8pinx2。
240mmのオールインワン水冷ユニットを搭載するのは、GeForce RTX 3090の「AORUS GeForce RTX 3090 XTREME WATERFORCE」と、GeForce RTX 3080の「AORUS GeForce RTX 3080 XTREME WATERFORCE」の2モデル。
冷却ファンは耐久性に優れるダブルボールベアリングファンで、ファンやカバー、バックプレートには「RGB Fuison 2.0」に対応するイルミネーション機能を実装。またチューブには堅牢で、密閉性にも優れるFEPチューブを採用する。なお現時点、これらの製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE Technology: https://www.gigabyte.com/