2020.11.10 19:00 更新
2020.11.08 配信
「PS5018-E18」は、PCI-Express4.0(x4)接続に対応するNVMe SSDコントローラの新製品。
第3世代Ryzenに合わせてリリースされた「PS5016-E16」の後継モデルで、プロセッサにはトリプルコアのARM Cortex R5を採用。さらにNANDチャネルあたりの最大スピードは2倍の1,600MT/sに引き上げられている。
これにより、最高転送速度はシーケンシャル読込7,400MB/sec(PS5016-E16:5,000MB/sec)、書込7,000MB/sec(同:4,400MB/sec)、ランダム読込1,000,000 IOPS(同:750,000 IOPS)、書込1,000,000 IOPS(同:750,000 IOPS)に向上している。
また製造プロセスはTSMC 28nmからTSMC 12nmへと微細化されており、NVMe M.2 SSD共通の問題であるコントローラの発熱の軽減にも期待が掛かる。その他スペックは、最大容量が8TB、NVMeバージョンは1.4、NANDチャネルは8 Channel、CE数は32で、DRAMキャッシュはDDR4に対応する。
なおCFD販売株式会社からは、すでにこのコントローラを搭載するNVMe M.2 SSD「PG4VNZ」シリーズが発表されている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Phison Electronics Corporation: http://www.phison.com/