2020.11.11 10:17 更新
2020.11.10 配信
AMDは、第3世代Ryzenこと「Ryzen 3000」シリーズと同じ「Zen 2」アーキテクチャを採用する組み込み向けCPU「Ryzen Embedded V2000」シリーズを発表した。
製造プロセスが7nmに微細化されたことで、コア数は「Ryzen Embedded V1000」シリーズの2倍となる8コア/16スレッドに拡張。マルチスレッド処理におけるワットパフォーマンスは2倍に向上した。
さらにIPCの改善や動作クロックの上昇により、シングルスレッド性能は30%引き上げられている他、PCI-Express3.0レーン数が25%、内蔵グラフィックス機能であるRadeon Graphicsの性能も40%向上しているという。
その他、エンタープライズクラスのセキュリティ機能として、「AMD Memory Guard」と「AMD Secure Processor」を搭載。ディスプレイ出力は最大4画面までの同時出力が可能で、メモリはDDR4-3200(ECC)に対応する。
なお搭載製品はAdvantech、ASRock Industrial、iBase、Sapphireなどから登場予定で、製品ラインナップは以下の通り。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/