2020.11.16 11:04 更新
2020.11.12 配信
Samsungより、ミドルレンジ向けのスマートフォン用SoC「Exynos 1080」が発表。「Exynos 980」の後継にあたり、同社としては初めてAppleの「A14 Bionic」などと同様に5nmの製造プロセスを採用した。
CPUはCortex-A78(2.8GHz)×1+Cortex-A78(2.6GHz)×3+Cortex-A55(2.0GHz)×4のオクタコア構成で、GPUはMali-G78 MP10を搭載。前世代との比較でCPU性能は最大2倍、GPU性能は2倍以上の性能向上を果たしたほか、微細化と省電力モードにより電力効率も10%向上しているという。
また、ディスプレイはFHD+/144Hz、WQHD+/90Hzをサポート。最大2億画素のシングルカメラと3,200万画素のデュアルカメラに対応、最大6基のカメラを利用できる。5Gモデムは下り5.1Gbpsの Sub-6と下り3.67Gbpsのミリ波に対応、ワイヤレスネットワークはBluetooth 5.2とWi-Fi 6をサポートしている。
なお「Exynos 1080」は、中国Vivoとの密接な協力の下開発されたとのことで、搭載端末の第1弾はVivoから2021年初頭に発売される見込みだ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: https://www.samsung.com/