2020.11.16 17:41 更新
2020.11.15 配信
SeasonicによるSeasonicの電源のためのミドルタワーPCケース「Seasonic SYNCRO Q7」シリーズが登場。同社のケーブルハブ採用電源ユニット「Seasonic SYNCRO」シリーズの搭載を前提とした設計になっており、電源ユニットとのセットモデル「Seasonic SYNCRO Q704」も発売される。
電源ケーブルの集約による配線の大幅な簡素化が可能ながら、ケーブルハブ自体の組み込みの難しさから、対応ケースが限定されていた「Seasonic SYNCRO」シリーズの弱点を解消。裏配線スペースにケーブルハブ用の搭載エリアを設け、かつてなくクリーンなケーブル取り回しを実現する。
なお、倒立型デザインのミドルタワーPCケースで、裏配線側の左サイドはソリッドパネル。右サイドにはスイングドアで開閉する強化ガラスパネルが採用されている。
冷却ファンはフロント120mm/140mm×3、120mm/140mm×3、ボトム120mm×1、リア120mm/140mm×1を組み込める。電源セットモデルには、合計4基の日本電産製ファンが標準装備される。なお、水冷ラジエターはフロント最大360mm、トップ最大360mm、リア120mmサイズをそれぞれマウント可能だ。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×2、2.5インチベイ×3構成で、拡張スロットは7基。最長345mmのグラフィックスカード、全高185mmのCPUクーラー、奥行き最大280mmの電源ユニットをサポートする。
対応フォームファクタは、E-ATX/ATX/MicroATX。フロントトップのI/Oは、USB3.0×2、USB Type-C×1、オーディオ入出力を備える。外形寸法は幅234mm、奥行き537mm、高さ493mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Sea Sonic Electronics Co., Ltd.: https://www.seasonic.com/