クアッド4Kディスプレイに対応

GIGABYTEの超小型ベアボーンキット「BRIX」シリーズに、Renoir世代のモバイルAPU「Ryzen 4000」シリーズ搭載モデルが登場した。製品ラインナップはRyzen 7 4700Uを搭載する「GB-BRR7H-4700」を筆頭に、Ryzen 5 4500Uの「GB-BRR5H-4500」、Ryzen 3 4300Uの「GB-BRR3H-4300」の3モデル展開。

いずれもディスプレイ出力はHDMIx1、miniDisplayPortx1に加え、DP Alt modeに対応するUSB3.2 Gen.2 Type-Cx2を備え、4K解像度の4画面表示が可能。またネットワークはRealtek 8125による2.5ギガビットLANと、Intel Wi-Fi 6 AX201による無線LAN機能を備え、有線、無線とも高速なデータ転送に対応する。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-3200 SO-DIMMx2（最大64GB）、ストレージは2.5インチSATA3.0（6Gbps）x1、M.2 2280（PCIe3.0x4/SATA3.0）x1で、拡張スロットはM.2 2230×1（ワイヤレスカード標準装備）。

インターフェイスはUSB3.2 Gen.2 Type-Cx2の他、USB3.2 Gen.1 Type-Aｘ5、ヘッドフォン・マイクコンボジャックx1、COMポートx1。本体サイズは幅119.5mm、奥行き119.5mm、高さ46.8mm。なお現時点、これらの製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
GIGABYTE Technology： https://www.gigabyte.com/