2020.11.30 15:00 更新
2020.11.30 配信
最大24bit/192kHzのハイレゾ対応ヘッドフォンアンプ。入力インターフェイスはUSB Type-C、出力インターフェイスは3.5mmステレオミニジャックで、超小型サイズのためスマートフォンとの組み合わせに最適だ。
コントローラには、消費電流を極限まで抑えつつ、広いダイナミックレンジ、低歪み、高い周波数応答特性をもつ「Qualcomm Aqstic DAC」を採用。さらにUSB入力からヘッドホン出力までの信号処理をチップ単体で行うことで、基板サイズの小型化を可能にしている。
また音源のデジタル信号をアナログ信号に変換する際、38.4MHzの外付けの水晶発振器から9.6MHzと11.2896MHzの2種類のマスタークロック信号を時間誤差±0.00001%で生成。48kHz系の音源と44.1kHz系の音源に対してマスタークロック信号を切り替え、内部で生成する音の揺らぎを限りなく抑制することで、高精度なD/Aコンバートを実現しているという。
主なスペックはS/N比123dB(@16Ω、A-weight)、THD+Nは<0.0005%(@1kHz、16Ω)、再生周波数範囲20Hz~90kHz(0dB/-0.5dB)@16Ω、最大出力0.9Vrms(@0dBFS、16Ω)、対応インピーダンス16~600Ω。なおAndroid Open Accessoryプロトコル2.0に準拠するため、リモコン・マイク付きイヤホンの操作機能も利用できる。
本体カラーはブラックで、重量6g。なお製品にはUSB Type-C(メス) to USB Type-A(オス)変換アダプタと取扱説明書/保証書が付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ラディウス株式会社: https://www.radius.co.jp/