2020.12.01 10:44 更新
2020.11.30 配信
クリエイター向けBTOやノートPCへの需要が高まっている現状に対応するため、UL Benchmarksより新しいベンチマークテストが公開。実際にコンテンツクリエイターが行うタスクを想定したテストにより、クリエイター向けPCの性能をより適切に評価できるようになる。 「UL Procyon Photo Editing Benchmark」は、「Adobe Lightroom Classic」と「Adobe Photoshop」を使用した画像編集のパフォーマンスを計測できるベンチマークテスト。Digital Negative(DNG)画像ファイルを「Adobe Lightroom Classic」にインポートしてトリミングなどの編集を行ったり、「Adobe Photoshop」で複数の画像にレイヤー効果を適用するといったタスクの実行速度をスコアとして算出する。 プロフェッショナルユーザー向けのシングルライセンスは、年間995ドルから。「Adobe Lightroom Classic 10.0」および「Adobe Photoshop 22.0」以降と互換性があり、ベンチマークテストを実行する場合はそれぞれのAdobeアプリケーションをインストールし、ライセンスを取得する必要がある。 「UL Procyon Video Editing Benchmark」は、「Adobe Premiere Pro」を使用した一般的な動画編集ワークフローのパフォーマンスを計測できるベンチマークテスト。インポートした動画ファイルに様々な編集やエフェクトの追加を行い、H.264でフルHD、HEVC(H.265)で4Kの動画にエンコードする際の速度をスコアとして算出する。 プロフェッショナルユーザー向けのシングルライセンスは、画像編集ベンチマーク同様に年間955ドルから。「Adobe Premiere Pro 14.5」以降と互換性があり、ベンチマークテストを実行する場合はアプリケーションをシステムにインストールしてライセンスを取得する必要がある。
Adobeアプリケーションの画像・動画編集速度を基準にした最新ベンチマーク
New benchmarks from UL help content creators choose a PC
https://benchmarks.ul.com/news/new-benchmarks-from-ul-help-content-creators-choose-a-pc
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
UL Benchmarks: https://benchmarks.ul.com/