改良型ブレードで風量増加、ヒートシンク・ヒートパイプも拡張

NVIDIA Ampereアーキテクチャを採用するミドルハイGPU「GeForce RTX 3060 Ti」搭載グラフィックスカードがZOTACからリリース。明日より順次発売が開始される。

「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge OC」は、最大1,695MHzで動作するGeForce RTX 3060 Tiグラフィックスカードのオーバークロックモデル。従来より広範囲を冷却可能なデュアルファンクーラー「IceStorm 2.0」を装備。エアフローが最大10％増加したファンブレード、ヒートシンクデザインやヒートパイプの改良により、冷却性能を向上させた。ファンはそれぞれ個別に自動制御されるほか、セミファンレス機能「FREEZ Fan Stop」に対応する。

ブーストクロックは前述の1,695MHzで、メモリスピード14Gbps、メモリバス幅256bit、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装する。バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x16）で、出力インターフェイスはDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1の4系統。補助電源は8pin×1を備える。なおこのモデルのみ、クーラーカバーのロゴ部分にホワイトLEDを内蔵している。

ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge

「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge」は、リファレンスクロックで動作するベーシックモデル。こちらもデュアルファンクーラーの「IceStorm 2.0」を搭載、改良された内部設計により従来を上回る冷却性能を発揮する。「FREEZ Fan Stop」によるセミファンレス動作にも対応する。

ブーストクロックは1,665MHz、メモリスピード14Gbps、メモリバス幅256bit、GDDR6 8GBのビデオメモリを実装。出力インターフェイスはDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1の4系統、補助電源は8pin×1を備える。

外形寸法は2モデル共通で、幅115.6mm、奥行き222.1mm、高さ38.2mm。いずれもカードの剛性を強化し、背面の冷却性能を向上させるメタルバックプレートを装備している。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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