2020.12.08 10:54 更新
2020.12.08 配信
64bit ARM v8アーキテクチャ採用の6コアSoC Rockchip RK3399(Cortex-A72@2.0GHzx2/Cortex-A53@1.5GHzx4)を搭載した高性能SBC。1つのSoCに2つの全く異なるプロセッサを組合わせたヘテロジニアス プロセッシング アーキテクチャ「Arm big.LITTLE」にも対応。自動的にタスクを配分することで、各処理に適切なCPUコアを確保でき、初代Tinker BoardからCPU性能は1.5倍も向上している。
またGPUには、Midgardアーキテクチャで構築されたマルチコアGPU「Mali-T860」を搭載。複雑な画像処理向けに設計され、OpenGL ES 3.0/3.1、OpenVG 1.1、OpenCLを始めとした2D/3D画像処理アプリケーションのフレームワークに対応。グラフィック性能も従来から最大28%引き上げられた。
製品ラインナップはストレージ非搭載の「Tinker Board 2」と、16GB eMMCを搭載する「Tinker Board 2S」の2モデル。
いずれもメモリはLPDDR4 2GB/4GB、ネットワークはギガビットLANとIEEE 802.11a/b/g/n/ac無線LANを搭載。ディスプレイ出力はHDMIx1、USB Type-Cx1(DP Alt Mode)、22pin MIPI DSIx1(4Lane)、インターフェイスはmicroSDx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax3を備える。
外形寸法は幅85mm、奥行き56mm。OSはAndroid 10(2021年第1四半期より対応予定)とDebian 9をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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