2020.12.11 13:41 更新
2020.12.11 配信
シャープとDynabookが共同で開発したChromebookについて、2021年2月以降の発売開始がアナウンスされた。「GIGAスクール構想」学習者用端末の標準仕様に準拠した、11.6型タッチディスプレイ搭載Chromebookで、ノートPCスタイルに加え、折り畳んだ状態でタブレットとしても使えるコンバーチブルタイプ。LTEを内蔵することで、通信環境がない家庭での学習にも対応できる。なお現時点、外形寸法および重量は未定。
CPUは長時間での電池寿命を考慮し、Qualcomm Snapdragon 7cを搭載。内蔵メモリは4GBで、内蔵ストレージは32GBとした。液晶ディスプレイは11.6型タッチパネル付き(1,366×768ドット)で、100万画素HDR対応ユーザーフェイシングカメラ(フロントカメラ)と、500万画素対応ワールドフェイシングカメラ(アウトカメラ)を内蔵。オンライン授業中の児童の自然な表情をとらえ、屋外での観察授業などの活用を想定した。
なおオプションで本体に収納できるスタイラスペンも商品化。15秒のチャージで約45分間の利用ができる、高速充電をサポートする。
その他、通信機能がIEEE802.11ac無線LAN、Bluetooth 5.1。OSはChrome OS。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
シャープ株式会社: https://jp.sharp/
Dynabook株式会社: https://dynabook.com/