512基のCUDAコアと64基のTensorコアを搭載

NVIDIA Jetson AGX Xavierをベースにしたファンレス仕様のAIエッジ向け超小型PC。プロセッサには8コアのARMプロセッサに加え、512基のVolta世代CUDAコアと64基のTensorコアを内蔵しており、最大32TOPSのAI処理速度を実現している。

ネットワークはギガビットLANx1の他、PoE対応のネットワークポートを4基（出力最大60W）搭載。電源の取り回しが難しい、屋外に設置する必要があるネットワークカメラなどへの電力供給も可能だ。

主なスペックはメモリがLPDDR4 32GB、ストレージは32GB eMMCで、M.2 2280 SSDやSATA SSD、microSDカードの増設に対応。インターフェイスはUSB3.2 Gen.1×2、USB3.2 Gen.1×1、USB2.0x1、マイク入力x1、オーディオ出力x1、HDMI2.0x1、DisplayPortx1、COMポートx1、CANBUSx1など。

本体サイズは幅210mm、奥行き164.2mm、高さ59mm、重量2.72kg。対応OSはACLinux 4.9以上で、動作温度は-10～55℃。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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