電源回路冷却用のブロワーファンも搭載

240mmラジエターのオールインワン型水冷ユニットを搭載するRadeon RX 6900 XTグラフィックスカードが、ASUS「ROG」シリーズから登場した。

電源回路を冷却するため、カード側にはブロワーファンと小型ヒートシンクを組み合わせた冷却システムを搭載。また「Super Alloy Power II」に準拠した高品質パーツや、GPUに合わせてファンの回転数を制御できる「ASUS FanConnect II」、「Aura Sync」対応のイルミネーション機能などを備える。

主なスペックはストリームプロセッサ数5,120基、ゲームクロック2,135MHz、ブーストクロック2,365MHz、メモリスピード16Gbps、メモリバス幅256bitで、GDDR6 16GBのビデオメモリを搭載する。

出力インターフェイスはHDMI2.1×1、DisplayPort1.4×2、USB Type-Cx1、バスインターフェイスはPCI-Express4.0（x16）。補助電源コネクタは8pinx3、カードサイズは長さ277mm、幅131mm、厚さ43.6mm、ラジエターサイズは幅120mm、奥行き276mm、厚さ51.7mm（ファン含む）、チューブ長さは大型PCケースにも対応するよう600mmの長さが設けられ、ケーブルをまとめられるケーブルタイが付属する。

なお現時点、この製品について国内市場での販売アナウンスは出ていない。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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