2020.12.14 18:46 更新
2020.12.12 配信
finalとシンガポールのオーディオブランドDITAが共同開発を行った、リケーブル対応の高級イヤホン「SHICHIKU.KANGEN-糸竹管弦-」がリリース。「糸竹管弦」という名称は、中国における音楽や楽器の総称として伝わる古語にちなんでいる。全世界500台の限定販売。
筐体デザインには、漆器の表面などに専用の刃物で文様を彫り、漆を塗り込んで金箔や金粉を塗り重ねる「沈金」という伝統技法を採用。沈金の重要工程は輪島の漆職人が手がけたほか、本体カラーには文様の美しさを際立たせる呂色鏡面仕上げが施されている。
DITAとの共同開発による新型ドライバー「トゥルーベリリウム ドライバー Gen.SK」を搭載。final製「A8000」と同じトゥルーベリリウム振動板が採用され、目の前で楽器が演奏されているような美しい高域、立ち上がりの良い音を追求した。
また、線材には特殊なオイルをコーティングした「OSLOケーブル Gen.SK」を採用。絶縁性と導電性を高めている。芯線の太さや本数、編み方、被覆の厚みにもこだわり、二重のスリーブ構造が用いられた。
イヤホン側端子はMMCXリケーブルに対応。環境に応じてプレイヤー側端子を3.5mm 3極/2.5mm 4極/4.4mm 5極プラグに付け替えることができる。
なあお、イヤホン感度は99dB/mwでインピーダンスは16Ω、重量47g。ケーブル長は1.2m。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
株式会社final: https://snext-final.com/