2020.12.17 11:21 更新
2020.12.16 配信
Intelは「Memory and Storage 2020」にて、世界最速を謳うデータセンター向けSSDや、業界初の144層3D NANDフラッシュ採用のコンシューマ向けSSDなど計6モデルを発表した。
「Optane SSD P5800X」は、Optane技術を採用するPCI-Express4.0接続のデータセンター向けSSD。フォームファクタはU.2で、容量は400GB、800GB、1.6TB、3.2TBの4モデルがラインナップする。転送速度はシーケンシャル読込7,200MB/sec、書込6,200MB/sec、ランダム読込150万IOPS、書込150万IOPS、QoSは6μs未満、書込耐性は100DWPD。
Optane Memory H20 with SSD |
「Optane Memory H20 with SSD」は、Optane技術とQLC NANDフラッシュを組み合わせたコンシューマ向けNVMe M.2 SSD。バスインターフェイスはPCI-Express3.0(x4)、容量は512GB+32GB(Optane)と1TB+32GB(Optane)の2モデルがラインナップする。
SSD 670p | SSD D7-P5510 |
「SSD 670p」は、144層QLC NANDフラッシュを採用するコンシューマ向けNVMe M.2 SSD。バスインターフェイスはPCI-Express3.0、容量は512GB、1TB、2TBの3モデルで、SLCキャッシュの容量を動的に変更する「Dynamic SLC Cache」機能を備える。
「SSD D7-P5510」は、144層TLC NANDフラッシュを採用するエンタープライズ向けU.2 SSD。バスインターフェイスはPCI-Express4.0、転送速度はシーケンシャル読込最高7,000MB/sec、書込最高4,194MB/sec、ランダム読込最高930,000 IOPS、書込190,000 IOPSで、容量は3.84TBと7.68TB。
SSD D5-P5316 |
「SSD D5-P5316」は、144層QLC NANDフラッシュを採用するエンタープライズ向けNVMe SSD。バスインターフェイスはPCI-Express4.0、フォームファクタはU.2とE1.Lの2種類で、最大容量は30.72TB。転送速度は4Kランダム読込が最高800,000 IOPS、128Kシーケンシャル読込が6,800MB/secで、書込耐性は最高18PB(3K P/Eサイクル)。
Optane Persistent Memory |
またDRAMのように使える不揮発性メモリとして、第3世代の「Optane Persistent Memory」も準備中であることがアナウンスされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/