最新組み込み規格COM-HPCモジュールを評価できる開発用ボード

「conga-HPC/EVAL-Client for COM-HPC」は、PICMGが策定した組み込みモジュールの新規格COM-HPCに対応する、初めてのキャリアボード。第11世代Intel Coreシリーズを搭載したCOM-HPCモジュールの製品開発を支援するため、すべてのCOM-HPCクライアント規格向けインターフェイスが組み込まれている。

COM-HPC高性能モジュール「conga-HPC / cTLU」

COM-HPCモジュールを搭載・評価できるATX準拠のキャリアボードで、Core i7-1185G7EなどTiger Lake世代のCore i7/i5/i3/Celeronプロセッサに対応。冷却システムは3種類をラインナップ、いずれもCPUが設定できる12～28WのTDP全体をサポートしている。また、拡張温度範囲は-40～85℃に対応する。

拡張スロットはPCI-Express4.0（x16）×2、ストレージはSATA3.0（6Gbps）を搭載。ネットワークは産業用イーサネット、10ギガビットLAN、2.5ギガビットLAN、ギガビットLANをサポートする。インターフェイスはインターフェイスはUSB4.0、USB3.2、USB2.0など。顧客のニーズに合わせた構成で提供される。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
コンガテック ジャパン株式会社： https://www.congatec.com/jp.html