2021.01.12 09:01 更新
2021.01.11 配信
IntelはCES 2021に合わせてオンライン記者会見を実施。デスクトップ向け第11世代Coreプロセッサ「Rocket Lake-S」を2021年第1四半期後半にリリースすることを発表した。
「Rocket Lake-S」については昨年10月に製品概要がアナウンスされていたが、改めてPCI-Express4.0(20レーン)への対応や新たなAI機能の搭載が発表された。
グラフィックスカードにNVIDIA GeForce RTX 3080を使用した「MetroExodus」のベンチマークでは、第11世代Intel Core i7がRyzen 9を上回るという |
またIPCも「Comet Lake-S」から14%以上、Core i9-11900KとCore i9-10900Kの比較では最大19%も改善しており、ゲームパフォーマンスが大幅に向上。イベント中に行われた「MetroExodus」のベンチマークでは、8コアの第11世代Intel Core i7で、12コアのRyzen 9を上回るフレームレートを計測していた。
さらにイベントのラストでは、高効率向けと高性能向けの2種類コアを内蔵する次世代プロセッサ「Alder Lake」の実動デモも行われた。すでにWindowsが実行できるレベルまで開発は進められており、順調なら2021年第2四半期にも正式発表が行われる予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/