2021.01.13 13:01 更新
2021.01.12 配信
Samsungは、CES 2021に合わせたオンライン発表会「Exynos On 2021」を開催。5Gに対応する新たなフラッグシップSoCの「Exynos 2100」が発表された。5nmプロセスを採用する最新SoCで、Exynosシリーズとして初めて5Gモデムを統合。Sub-6およびミリ波の5G通信に対応する。
CPUはメインのArm Cortex-X1(2.9GHz)と、サブのArm Cortex-A78およびCortex-A55で構成されたオクタコアで、GPUはArm Mali-G78を内蔵。微細化により前世代から全体的なパフォーマンスが10%向上、最大20%の省電力化を果たした。また、GPU性能は前世代から40%向上したほか、AI処理性能も26 TOPSへ大幅に高速化している。
そのほか、LPDDR5メモリ(51.2GB/s)、2億画素のカメラセンサーをサポート。動画処理は4K/120fpsのエンコードと8K/60fpsのデコードに対応する。
なお、「Exynos 2100」はすでに量産体制へ移行しており、14日に発表が予定されているフラッグシップ端末へ搭載される見込み。また、発表会の後半ではAMDとのモバイル向けGPUの共同開発について明かされ、将来的にフラグシップ製品に搭載する計画が予告された。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/