2021.01.18 10:30 更新
2021.01.15 配信
Antecが提唱する独自のエアフロー設計「F-LUX PLATFORM」を採用するミドルタワーPCケースの新モデル。ボトムカバー(シュラウド)上に配置された「120mm逆回転ファン」が右サイドパネル下部の通気孔から外気を吸い出し、フロントからの吸気と合わせて優れた排熱構造を作り出す仕組みだ。主にGPUの冷却効率向上を狙っている。
なお、フロントには印象的な波状のフェイス、左サイドパネルには4mm厚の強化ガラスを採用する。
冷却ファンは、フロントに120mm ARGBファン×3、ボトムカバー上に120mmファン×1、リアに12mmファン×1の合計5基を標準装備。最大でフロント120mm/140mm×3、トップ120mm×3/140mm×2、ボトムカバー上に120mm×2を実装できる。
また、水冷ラジエターは、フロント最大360mm、トップ最大360mm、リア120mmサイズをそれぞれマウントできる。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチベイ×3(内2.5インチ共用ベイ×2)、2.5インチベイ×3構成で、拡張スロットは7基。最長405mmのグラフィックスカード、全高175mmのCPUクーラー、奥行き最大205mmの電源ユニットに対応する。
対応フォームファクタは、ATX/MicroATX/Mini-ITX。フロントトップI/Oは、USB3.0×2、オーディオ入出力を実装。裏配線スペースには、それぞれ6基の冷却ファンとARGBデバイスを制御できるコントローラを備える。
外形寸法は幅220mm、奥行き467mm、高さ486mm、重量7.4kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Antec: https://www.antec.com/