2021.01.26 15:24 更新
2021.01.26 配信
「MREAL S1」は、現実の映像とCGをリアルタイムで融合させる、複合現実(MR/Mixed Reality)用のヘッドマウントディスプレイ。キヤノンの「MREAL」シリーズで最小・最軽量にして、初のエントリーモデルとして2月下旬に発売される。
手のひらに収まるサイズ感と、全重量338gの軽快さが特長。使用者の負担を軽減し、快適な装着感を実現した。人間工学に基いたヘッドマウントユニットは、頭を傾けた際も安定して使用可能なほか、着脱や調整も容易。さらにフリップアップ式のため、HMDを引き上げて素早く目視に切り替えることができる。
また、自身の位置座標を推定する空間特徴位置合わせ技術が進化したことで、多様な現場で高精度な位置合わせが可能。別売りのセンサーが設置されていない状況でも使用できるほか、モバイルワークステーションを組み合わせた屋外運用も想定されている。
外形寸法は幅154mm、奥行き37mm、高さ74mm。専用ケーブルで接続する別売りのインターフェイスボード・インターフェイスボックスを使用することで、PCとの接続や天井配線などに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
キヤノン株式会社: https://canon.jp/