2021.01.27 13:33 更新
2021.01.26 配信
Micronより、世界最先端のDRAMプロセス技術を用いた1α(1-alpha)nm世代のDRAM製品について、大量生産と出荷の開始がアナウンス。現在の主流である1Znm世代から40%の高密度を達成、パフォーマンス・省電力性能が大幅に向上する。
すでにPC向けDDR4メモリチップの大量生産が開始されており、今後モバイル端末から自動運転分野に至るまで、幅広いプラットフォーム向けに1αnm世代のDRAM製品を出荷する。製品は8Gbから16Gbまでをラインナップする。
ちなみに特に注目されているのは、高密度化の恩恵が大きいモバイル端末向けで、1αnm世代への移行により電力効率が改善。現在はスマートフォンなどモバイル端末メーカーに対し、LPDDR4製品のサンプル出荷が開始されている。5Gスマートフォン向けのLPDDR5メモリの場合は、従来から15%の省電力化が可能という。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Micron Technology: https://www.micron.com/