2021.02.17 12:31 更新
2021.02.17 配信
Samsungより、AIプロセッサを統合した業界初の高帯域幅メモリ(High Bandwidth Memory/HBM)「HBM-PIM」が発表された。
同社の第2世代HBM DRAM(HBM2)である「HBM Aquabolt」にAIプロセッサを統合。DRAMに最適化されたAIエンジンを各メモリバンク内に配置し、並列処理を最大化してパフォーマンスを向上させている。
新しい「HBM-PIM」は、現行の「HBM Aquabolt」に比べAIシステムの性能を2倍以上に引き上げるほか、消費電力を70%削減することが可能という。また、ハードウェアやソフトウェアの変更が不要のため、既存のシステムに迅速に統合できる。
現時点では主要AIソリューションパートナーによる検証が進められており、その検証は2021年前半に完了する見込みという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/