2021.02.18 13:49 更新
2021.02.18 配信
サーバーやストレージシステム、データセンターなどの使用を想定したヘリウム充填方式採用のニアライン向け3.5インチHDDが東芝から。
東芝では初めてFC-MAMR(磁束制御型マイクロ波アシスト磁気記録方式)を取り入れたことで、CMR(従来型磁気記録)方式では業界最大クラスとなる18TBの大容量を実現。これに伴い、従来モデルから容量は12.5%増加している一方、容量あたりの消費電力は約10%低下。さらにCMR方式を採用しているため互換性に優れ、既存システムとの換装で問題が起こりにくいのが特徴だ。
インターフェースは、SASとSATAの2モデルがラインナップ。回転数は7,200rpm、バッファサイズは最大512MiB、最大転送速度は268MiB/sec、MTTFは250万時間、ロード・アンロードサイクルは600,000回、年間ワークロードは550TB。
容量ラインナップは16TBと18TBで、フォーマットは4Kn、512e。外形寸法は幅101.85mm、奥行き147.0mm、高さ26.1mm、重量720g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
東芝デバイス&ストレージ株式会社: https://toshiba.semicon-storage.com/