2021.02.24 17:00 更新
2021.02.23 配信
OCPが策定した「NVMeクラウドSSD」仕様に準拠したデータセンター向けSSD。フォームファクタはE1.Sを採用する。
NVNDフラッシュは1xx層の第6世代V-NANDで、転送速度はシーケンシャル書込3,000MB/sec、ランダム読込は750,000 IOPS、書込は160,000 IOPS。第5世代V-NANDを採用する従来モデル「PM983a」(M.2)と比べると、シーケンシャル書込は100%、ランダム読込は40%、書込は150%と大幅に向上。
また電力効率は約50%改善しており、もし2020年中に発売された全てのサーバーHDDを「PM9A3 4TB」に置き換えると、実に1,484GWhもの電力を節約することができるという。
なお今後はM.2(8.25W)やEDSFF(35W)など、さまざまなフォームファクタや電力レベルの異なる製品が追加される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/