2021.02.25 14:05 更新
2021.02.24 配信
SMART Modularより、DDR5仕様に準拠した次世代メモリモジュールの「DDR5 Module Family」がリリース。現行のDDR4メモリから帯域幅とパフォーマンス、省電力性が向上している。
DDR5仕様の技術により、バースト長はBL16に、バンク数は16から32に倍増したことで、DDR4の2倍のパフォーマンスを実現。レーンあたりの転送速度(データレート)は4.8Gbpsから6.4Gbpsに向上している。さらにモジュール基板に電圧レギュレータを配置して供給電圧を1.1Vに低下させたことにより、電力効率も向上した。
また、DDR5 DIMMはモジュールごとに40bitの完全に独立した2つのサブチャネルを備え、最大64Gbのダイ密度で利用できる。従来のDDR4 DIMMに比べて、はるかに多くのモジュール容量に拡張可能という。
なお「DDR5 Module Family」は、初期設計のクロックが4,800MHzで、現時点では容量16GB~64GBのRDIMM、UDIMM、SO-DIMMがラインナップされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
SMART Modular Technologies: https://www.smartm.com/