2021.02.25 14:29 更新
2021.02.25 配信
キオクシアは、四日市工場(三重県四日市市)の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の生産能力の増強を目的とした「第7製造棟」(Y7棟)の起工式が行われた。なお建設は2期に分けて行われ、第1期分の竣工は2022年春の予定。
「第7製造棟」は、地震の揺れを吸収する免震構造を採用するとともに、最新の省エネ製造設備が導入され、環境面にも配慮した工場となる予定。また人工知能(AI)を活用した生産システムの導入などによって、工場全体の生産性をさらに向上させるという。
なおキオクシアとウエスタンデジタルのパートナーシップは継続され、製造棟の運営でも協力。「第7製造棟」においても第6世代3次元フラッシュメモリ向け等の共同投資を行い、市場ニーズに応じて最先端フラッシュメモリ製品を柔軟に生産・出荷する体制を確立する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
キオクシア株式会社: https://business.kioxia.com/