2021.02.26 10:24 更新
2021.02.25 配信
NVIDIAは、スペシャルイベント「GeForce RTX:Game On」にて予告していたGeForce RTX 30シリーズの「Resizable BAR」対応を正式に発表した。
「Resizable BAR」は、AMDがRadeon RX 6000シリーズで導入した「Smart Access Memory」と同様の機能で、CPUから全てのVRAMにアクセスできるようにすることで、VRAMアクセス時のボトルネックを解消するもの。効果は解像度やゲームタイトルによって異なるが最大で10%前後パフォーマンスが向上するという。
現時点でサポートしているグラフィックスカードは、デスクトップ向けのGeForce RTX 3060シリーズと、ノートPC向けのGeForce RTX 30シリーズLaptop GPU。それ以外のデスクトップ向けグラフィックスカードについては3月下旬に対応(同時に提供されるvBIOSのアップデートも必要)する予定だ。
また「Resizable BAR」を有効にするには、マザーボードやCPUの対応も必要になるが、現時点で対応するのは、AMDプラットフォームがRyzen 5000シリーズとAMD 500/400チップセット。Intelプラットフォームが第11/10世代Intel Coreプロセッサと、Intel 500/400チップセット。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/