ミニタワータイプの2機種に標準搭載。シリーズ各機種もオプションで選択可

サイコムより、国内BTOでは初となる水冷のGeForce RTX 3070を搭載したゲーミングPCがリリース。グラフィックスカードとCPUの両方を水冷化する「G-Master Hydro」シリーズの新製品で、独自にGeForce RTX 3070に水冷化を施すことで製品化を実現した。

オリジナル水冷仕様のGeForce RTX 3070は、120mmラジエターを備えたオールインワン水冷Asetek「650LS RGB」と、ENERMAX製120mmファン「UCTB12P」を組み合わせた構成。CPUクーラーには、Asetek製水冷の「740GN」とENERMAX「UCTB12」の組み合わせを採用している。

G-Master Hydro Z490-Mini	G-Master Hydro Z490-ITX

今回水冷仕様のGeForce RTX 3070を標準搭載するのは、ミニタワータイプの2機種。「G-Master Hydro Z490-Mini」は、PCケースにFractal Design「Define Mini C TG」を採用する。CPUは最大でCore i9-10900Kが選択可能なほか、マザーボードはASUS「ROG STRIX Z490-G GAMING」、メモリ標準がDDR4-2933 16GB、ストレージ標準がIntel「SSD 660p」シリーズ512GBを内蔵。電源ユニットは80PLUS GOLD認証取得の750WモデルSilverStone「SST-ST75F-GS V3」が組み込まれる。標準の搭載OSはWindows 10 Home（64bit）。

「G-Master Hydro Z490-ITX」は、PCケースにPhanteksの「ENTHOO EVOLV」を採用するMini-ITXベースのコンパクトモデル。CPUは最大でCore i9-10900K、マザーボードはGIGABYTE「Z490I AORUS ULTRA」を搭載、メモリとストレージ、電源構成は上記と同様だ。

そのほか、「G-Master Hydro Z490」や「G-Master Hydro Z490 Extreme」、「G-Master Hydro X570A II」、「G-Master Hydro X570A Extreme」、「G-Master Hydro TRX40 Extreme」など、「G-Master Hydro」シリーズの各機種もオプションで水冷GeForce RTX 3070が選択できる。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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