2021.03.03 16:32 更新
2021.03.03 配信
E5esports Worksは2021年3月3日、同社が運営する「LFS池袋 esports Arena」の事業形態をeスポーツ施設から、配信スタジオへの変更を発表した。
100台のハイエンドゲーミングPCを揃え、東日本最大級のeスポーツ施設として2018年4月にオープンした「LFS 池袋 esports Arena」。しかし、新型コロナウイルス感染症対策のため2月1日より一般営業を休止。この先の見通しも現時点で立たないことから、配信スタジオとしての業務に主軸を置くことになった。
今回の配信スタジオ化に伴い、各エリアには背景の合成ができるグリーンバックが設置され、複数の配信が可能。さらに要望が多かったプロンプターが導入された他、カメラや照明も増設されており、これまで以上にクオリティの高い配信やスタジオ撮影ができるようになった。
配信スタジオ化にあわせて、各エリアにグリーンバックが設置された他、配信関連機器も拡充されている |
また料金体系も刷新。これまでイベントを行う際には、基本的に全フロア貸し切りで、機材も個別に料金が設定されていなかった。しかし、今回からはスペース(高速回線やWi-Fi、電源など常設のものは使用可能)と、機材の料金が分離され、必要な機材のみ借りることが可能。さらに使用スペースも細かく選択できる他、配信番組向けやチームでの練習を行うブートキャンププランなどのお得なパッケージプランも用意される。
スタジオ化にあわせて料金体系も変更。なおパッケージプランについては今後さらに拡充される予定 |
スタジオとしての本格運用は4月1日より開始され、本日より予約受付開始。また細かい料金プランなどはホームページに順次公開されていく。なお新型コロナウイルス感染症が沈静化した場合は、一般ユーザーが利用できる環境を再度整える予定だ。
またイベントでは、昨年10月にE5esports Worksの代表取締役社長に就任した西川 典孝氏が登壇。E5の社名の由来がEnjoy(楽しむ)/Exciteing(熱狂)/Entertainment(楽しませる)/Experience(経験)/Evolution(進化)の頭文字から取ったものであることを改めて解説。
League of Legendsにハマっているという西川 典孝氏。社員と一緒にゲームをすることもあるという | E5esports Worksでは、社名の由来になった5つのEをコンセプトにしたイベントを |
またこのコンセプトに基づいたイベントして、“参加して楽しい体験ができる”カジュアルなゲーム大会「E5フェス」や、プロの登竜門となるような競技性の高い“エキサイティングな体験ができる”ゲーム大会「E5 MASTERS 2021」、視聴者が“見て楽しめる”「E5なう!」を開催。日本のeSports文化のさらなる発展のため、積極的に活動していきたいと意気込みを語った。
「E5フェス」の第1回は「VALORANT」に決定。プロゲーマーがゲストとして参加し、一般ゲーマーが挑戦できるようになるという | 「E5 MASTERS 2021」については現時点でまだ詳細は決定していない |
「E5なう!」の第1回は、西川 典孝氏がLeague of Legendsでシルバーランクを目指す番組になる | E5専用チャンネルやSNSも開設される |
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
E5esports Works: https://www.e5esw.co.jp/