2021.03.04 10:46 更新
2021.03.03 配信
個性的なPCケースを手がけるAZZAから、またもやユニークな外観のオープンフレーム「Overdrive」が登場。今度はエンジンがデザイン上のモチーフに採用されており、複雑なレイアウトながら高い拡張性を備えている。対応フォームファクタはE-ATX(28mm幅まで)。
一番底には電源ユニットが搭載され、その直上にマザーボードトレイをレイアウト。ちょうどエンジンであればシリンダーが並んでいるであろう左右は、ウイングのようにパネルを開閉できる。ウイング開閉パネルの下は、正面から向かって左に360mmラジエター、右側に最大3スロット厚/400mm長のグラフィックスカードが配置される設計だ。中央には水冷リザーバーを設置するスペースも設けられている。
また、トップ面だけでなく左右それぞれに最大360mmサイズの水冷ラジエターをマウント可能。冷却ファンはフロントに200mm口径のARGBファン×1を備えるほか、オプションでトップ120mm×6/140mm×4、両サイドに合計120mm×6を実装できる。
ドライブベイレイアウトは、3.5インチベイ×2、2.5インチベイ×4構成。CPUクーラーは全高80mmまでのため、実質的にオールインワン型水冷ユニットを使用することになりそうだ。
フロントI/Oは、USB3.0×3、USB Type-C×1、オーディオ入出力を備える。外形寸法は幅570mm、奥行き590mm、高さ440mm、重量15kg。なお、製品にはPCI-Express3.0対応のライザーケーブル、RGB+ファンコントローラの「AZZA Hub」が付属する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
AZZA: https://azza.gg/azza/