電源ユニットのリアルタイム監視も可能

電源をオフにすることなく壊れたモジュールを交換できるホットスワップ機能に対応する、ATX規格のリダンダント電源ユニット。一般的なPCケースに搭載できるため、SOHOや中小企業の各種サーバーシステムに向く。

通常稼働時は2基のモジュールに負荷を分散することで、静音動作が可能。また片方のモジュールが故障すると瞬時に正常動作しているモジュールに負荷を集中させることで、ダウンタイムなくモジュールを交換することができる。

その他、電源ケーブルの抜けを防止する「Power cord Locking device」や、電源の状態や負荷、電源料金などをひと目で把握することができるモニタリングソフトなどの機能を備える。

電源規格は最高90％以上の効率が求められる80PLUS GOLD認証を取得。+12Vは扱いやすいシングルレーン設計で、コンデンサには信頼性に優れる全て日本メーカー製を採用。またケーブルは取り回しが容易なフラットケーブルで、冷却ファンには40mm口径のダブルボールベアリングファンを搭載する。

製品ラインナップは500W、700W、900Wの3モデル展開。外形寸法は幅150mm、高さ86mm、奥行き190mm。保護回路はOCP（過電流保護）、OVP（過電圧保護）、SCP（ショート保護）、OPP（過負荷保護）、OTP（過熱保護）、FFP（ファン障害保護）、UVP（低電圧保護）の7種類。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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