2021.03.26 15:23 更新
2021.03.25 配信
Qualcommから5G通信とWi-Fi 6Eに対応する最新ハイエンドSoC「Snapdragon 780G 5G Mobile Platform」がリリースされた。
製造プロセスは5nmで、CPUコアには最大2.4GHzの64bitコア「Kyro 670」を、AIプロセッサには「Hexagon 770」ベースの第6世代Qualcomm AIエンジンを採用し、CPU性能は40%、AI性能は2倍に向上。
さらに3台のカメラで同時制御できるトリプルイメージシグナルプロセッサ「Qualcomm Spectra 570」を備え、ズーム、ワイド、ウルトラワイドレンズなど、3種類の異なるレンズで最大2,500万画素の画像を同時に撮影できる。
モデル機能は最高3.3Gbps、5G対応のSnapdragon X53で、無線LAN機能はWi-Fi 6E/6/5の他、IEEE 802.11a/b/g/nをサポートするQualcomm FastConnect 6900。ディスプレイはFHD+@144Hz、ハイダイナミックレンジはHDR10+/HDR10に対応する。
なおこのSoCを搭載するスマートフォンは2021年第2四半期より販売が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Qualcomm Incorporated: https://www.qualcomm.com/