2021.03.26 16:26 更新
2021.03.24 配信
Zen 2アーキテクチャを採用するRyzen Embedded V2000を搭載したCOM Express Type 6モジュールの新製品。従来のRyzen Embedded V1000からワットパフォーマンスは2倍に向上。さらに最大8コア/16スレッドモデルも用意されることから、これまでのIoT端末では難しかった、高度な並列処理を行うことができる。
またGPUコアには実行ユニット数最大7基、動作クロック最高1,600MHzのRadeon Graphicsを内蔵。複数のディスプレイに同時表示が必要になるデジタルサイネージシステムや、高性能なゲームシステム、高解像度な医用画像システムなどにも対応する。
CPUはRyzen Embedded V2748/2718/2546/2516の4種類から選択でき、メモリスロットはDDR4 SO-DIMMx2(最大32GB)、ストレージはSATA3.0(6Gbps)x2、オンボードフラッシュメモリは最大1TBまでのNVMe SSDがオプションで選択でき、PCI-ExpressレーンはPCI-Express3.0が4レーン、PCI-Express2.0が4レーン。
ネットワークはIntel i225によるギガビットLANで、インターフェイスはUSB3.1×4とUSB2.0x8。外形寸法は幅95mm、奥行き125mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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