2021.03.30 11:57 更新
2021.03.29 配信
「Mi 11 Ultra」は、新フラッグシップスマートフォン「Mi 11」シリーズにおける最上位モデル。スマートフォン史上最大のイメージセンサーによる超高性能カメラを搭載、1インチセンサーのコンデジを上回る高画質撮影が可能という。
自慢のリアカメラは、Samsungと共同開発した1/1.12型のイメージセンサー「ISOCELL GN2」を採用する5,000万画素の広角カメラ、128°の4,800万画素超広角カメラ、ソニーIMX586センサーを採用する光学5倍望遠カメラという構成。「すべてがメインカメラ級の性能」を謳い、デジタルズームは最大120倍、8K動画撮影に対応する。
また、リアカメラ横に1.1インチ(294×126)サイズのサブディスプレイを搭載。リアカメラを使用した自撮りのプレビューにも使用できる。
ディスプレイは3,200×1,440ドットの6.81インチ有機ELで、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート480Hzに対応。プロセッサは液冷仕様のSnapdragon 888を搭載、メモリ最大12GB、ストレージ最大512GBを内蔵する。OSはMIUI 12.5。
そのほか、バッテリーは5,000mAhで有線・ワイヤレスともに67Wの急速充電に対応。ボディはIP68の防水・防塵に対応している。市場想定売価は5,999人民元から。
また、「Mi 11 Ultra」と同様に「ISOCELL GN2」を採用するプレミアムモデル「Mi11 Pro」も発表。こちらはカメラ構成などが異なるほか、リアのサブディスプレイは非搭載。Snapdragon 888や有線・無線67W急速充電の5,000mAhバッテリーを内蔵する点は同様で、価格は4,999人民元からとなっている。
ベースモデル「Mi 11」は、冷却機構やカメラ構成などが異なるほか、防水・防塵には非対応。こちらは3,999人民元から展開される。
フラットディスプレイを採用する、フラッグシップシリーズのバリエーション「Mi 11i」もリリース。欧州向けに展開される端末で、市場想定売価は649ユーロから。
ディスプレイは2,400×1,080ドットの6.67インチ有機ELを搭載、リフレッシュレート120Hz、タッチサンプリングレート360Hzに対応。Snapdragon 888、メモリ8GB、ストレージ最大256GBといったスペック構成で、1億800万画素レンズ採用の3眼カメラを備える。
ミドルレンジスマートフォンは、5Gと4G対応の2機種が発表された。5G対応の「Mi 11 Lite 5G」は、2,400×1,080/90Hz駆動の6.55インチ有機EL、Snapdragon 780G、メモリ最大8GB、ストレージ128GBといったスペック構成。6,400万画素+800万画素+500万画素の3眼カメラや4,250mAhバッテリーを内蔵、市場想定売価は369ユーロから。
4G対応モデルの「Mi 11 Lite」は、同様の6.55インチ有機ELを搭載し、Snapdragon 732G、メモリ6GB、ストレージ最大128GBを内蔵。こちらも6,400万画素+800万画素+500万画素の3眼カメラを備えている。市場想定売価は299ユーロから。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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