2021.03.30 19:15 更新
2021.03.29 配信
独自サーマルシステムを搭載する超高耐久NVMe SSDの新製品。フォームファクタはU.2とM.2の2種類が用意され、容量は前者が960GB~8TB、後者が120GB~3.84TBまでラインナップする。
独自サーマルシステムは、アルミニウム製ヒートシンクや、高性能なサーマルパッドなどのハードウェアと、オリジナルファームウェアで構成され、温度が上昇した場合でも一般的なサーマルスロットリングのように大幅な速度低下なく、温度を下げることが可能。熱処理が難しい超小型PCや、ファンレスシステムでも高速な転送速度を維持できるようになる。
またU.2モデルなら最大21,000TBW、M.2モデルでも最大10,600TBWという非常に高い書込耐性を実現しているのも特徴。書込処理が中心のアプリケーションに最適だ。
NANDフラッシュはTLC、インターフェイスはPCI-Express3.0(x4)、MTBFは200万時間以上。U.2モデルのスペックはシーケンシャル読込3,100MB/sec、書込1,400MB/sec、本体サイズは幅69.85mm、奥行き100mm、高さ7mm。M.2モデルがシーケンシャル読込3,420MB/sec、書込3,050MB/sec、本体サイズが幅22mm、奥行き80.0mm、高さ3.6mm。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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