2021.03.30 22:00 更新
2021.03.30 配信
ASRockのオーバークロック向けマザーボード「OC Formula」に久しぶりの新作が登場した。なお現時点で国内発売日や市場想定売価は未定だ。
従来モデルと同様、著名オーバークロッカーでASRockの社員でもあるNick Shihのアドバイスを元に開発が行われ、電源回路には「90Aスマートパワーステージ」による16フェーズ回路を搭載。さらにSMDタイプのDIMMスロットや12層のサーバーグレード低損失PCBなどを採用する。
また多層プリント配線基板の余分なスタブを取り除く独自「PCBバックドリル技術」により、インピーダンスの整合を改善しながら、メモリ信号の減衰による損失を低減。これにより、CPUだけでなくメモリのオーバークロック耐性も大幅に向上しているという。
ネットワークは2.5ギガビットLANとWi-Fi 6Eを備え、オーディオ回路には「ESS9218 DAC」やWIMA製オーディオコンデンサを実装。また主要なデータを素早く確認できる「OLED」や、オーバークロック機能を制御する「OCボタン」などの機能を備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: http://www.asrock.com/