2021.03.31 10:19 更新
2021.03.30 配信
NVIDIAは、デスクトップ版GeForce RTX 30シリーズに対して、「Resizable BAR」に対応する「VBIOS」とゲーム用ドライバ「GeForceGame Readyドライバー465.89 WHQL」の提供を開始した。
「Resizable BAR」は、AMD Radeon RX 6000シリーズで導入された「Smart Access Memory」と同じく、CPUからVRAM全体にアクセスできるようになる機能。全てのゲームで効果があるわけではないが、NVIDIAによればゲームによっては最大約12%の性能向上が見込めるという。
これまでデスクトップ向けGPUで「Resizable BAR」に対応しているのはGeForce RTX 3060のみだったが、今回提供が開始されたVBIOSと、ドライバを使用することですべてのGeForce RTX 30シリーズで「Resizable BAR」を利用することができるようになる。
なお対応チップセットはAMD 500/400シリーズまたは、Intel 500/400シリーズで、CPUはAMD Ryzen 5000シリーズまたは、第10/11世代Intel Coreプロセッサが必要。またNVIDIAから提供が開始されたVBIOSは「Founders Edition」向けのため、オリジナルモデルについてはメーカー各社から提供される専用VBIOSを使用する必要がある。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/