2021.03.31 17:37 更新
2021.03.31 配信
屋内外で効率的なデータ収集が行える、キャノンの業務用ハンディターミナルに新製品。Windows 10 IoT Enterpriseを搭載した「PRea GT-50」が8月に発売される。バリエーションモデルとして、無線WANを内蔵した「PRea GT-50WW」、プリンター一体型の「PRea GT-50P」もラインナップしている。
5インチ(1,280×720ドット)の比較的大型のカラーディスプレイを搭載。感圧式パネルとテンキーを備え、手袋でも使いやすい設計が採用されている。また、無線LANやBluetooth、USB Type-Cなど豊富なインターフェイスにより、各種有線・無線環境と接続可能。IrDAも搭載され、従来ログイン認証に使用していたセキュリティペンダントIP-1もそのまま使用できる。
PRea GT-50P(オプションのロールペーパーホルダー装備) |
主なスペックは、2コアのAtom x5-z8350、メモリ2GB、ストレージ32GBなど。昨今ニーズが増している非接触型ソリューション向けにNFCを内蔵、業務レポート上のエビデンス記録用にカメラも搭載している。
ボディは持ちやすさにこだわったエルゴノミクスデザインを採用。150cmの落下試験をクリアした耐衝撃性や防水コネクタによるIP55準拠の耐水性、-10℃~50℃の広範な動作温度域、湿度5~90%RHなど、高温多湿の環境でも使用できる。
ベースモデル「PRea GT-50」の外形寸法は、幅83mm、奥行き210mm、高さ28mm、重量約350g。着脱式の2,100mAhバッテリーを内蔵、連続使用時間は約8時間とされる。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
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