2021.04.27 14:40 更新
2021.04.26 配信
24G SAS接続に対応するエンタープライズSSDの新製品。NANDフラッシュには第6世代(128層)V-NANDを採用し、800GBから30.72TBまでの大容量モデルがラインナップする。
コントローラはSamsungオリジナルの「Rhino」を採用。転送速度はシーケンシャル読込最高4,300MB/sec、書込3,800MB/sec、ランダム読込800,000IOPS、書込135,000/270,000IOPSで、従来モデルである「PM1643a」からは約2倍のパフォーマンスを実現。またBroadcomの次世代SAS RAIDコントローラを組み合わせることで、RAID 5の性能は最大5倍に引き上げることができるという。
さらにデュアルポートシステムによる冗長構成をサポートするため、片方のポートに障害が発生した場合でも、もうひとつのポートを介してデータへのアクセスが可能。エンタープライズシステムのダウンタイムを最小限に抑えることができる。
なおSamsungではすでに「PM1653」のサンプル出荷を開始しており、2021年後半には量産も開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/