2021.05.06 14:00 更新
2021.05.06 配信
Samsungより、次世代2.5Dパッケージング技術の「I-Cube4」が発表。既存技術「I-Cube2」の後継として3月に開発が完了、新たに提供が開始された。
ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)やAI処理、5G、クラウド、大規模データセンターなどにおいて、高速通信と省電力化をもたらすことが期待されている。
新しい「I-Cube4」は、シリコンインターポーザ上にCPUやGPUなど1つ以上のロジックダイと4層構造のHBMを搭載し、1チップに統合。紙よりも薄い(約100㎛厚)インターポーザの反りと熱膨張を制御することで、製品化に成功したという。
また、製造プロセスにおいて事前のスクリーニングテストを実施することで、効率的に熱を除去。プロセスステップ数の削減などの効果もあり、従来から歩留まりが改善した。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
Samsung Electronics Co., Ltd,: https://news.samsung.com/