2021.05.11 18:02 更新
2021.05.11 配信
Samsungは最新メモリ相互接続CXL(Compute Express Link)規格に対応する業界初のメモリモジュールを発表した。
CXLはPCI-Express5.0インターフェイスをベースにしたオープンな業界標準インターコネクト規格で、メモリキャッシュによって引き起こされるシステム遅延を大幅に削減しながらテラバイトレベルの大容量メモリ環境を構築可能。
さらにこの度発表されたDDR5ベースのSamsung製CXL規格メモリにはメモリマッピング、インターフェイス変換、エラー管理などの技術が組み込まれており、CPUやGPUからはメインメモリとして認識することができる。
これによりワークロードの肥大化が進み、大容量メモリが要求されるAI処理や機械学習処理の性能を大幅に改善できるという。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/