搭載ノートPCは799ドルから

NVIDIAからノートPC向けGPU「GeForce RTX 30 Laptop GPU」シリーズの最新ミドルレンジ「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」がリリースされた。

このクラスのGPUとしては初めてレイトレーシング機能やDLSS機能をサポートしているのが特徴。先代GPUと比較するとパフォーマンスは約2倍に向上しており、最新のゲームでもフルHD解像度で60fps前後のフレームレートを実現できるという。

「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」のスペックは、CUDAコア数2,560基、Tensor Core数80基、レイトレーシングコア数20基、ブーストクロックは1,035～1,695MHz、消費電力は35～80W、メモリバス幅128bitで、GDDR6 4GBのビデオメモリを搭載する。

「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」のスペックは、CUDAコア数2,048基、Tensor Core数64基、レイトレーシングコア数16基、ブーストクロックは1,057～1,740MHz、消費電力は35～80W、メモリバス幅128bitで、GDDR6 4GBのビデオメモリを搭載する。

いずれもシステム遅延を抑える「NVIDIA Reflex」や、AIを活用したエフェクトが利用できる「NVIDIA Broadcast」に対応。搭載製品は主要メーカーより今夏発売予定で、価格は799ドルから。また「NVIDIA RTX Studio」対応のクリエイター向けモデルも用意される。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation： http://www.nvidia.com/