2021.05.12 12:00 更新
2021.05.11 配信
CES 2021に合わせて開催されたオンライン記者会見で予告されていた、開発コードネームTiger Lake-Hこと8コア/16スレッドのノートPC向け「第11世代Intel Coreプロセッサ」が正式発表。
基本的な構成は先行してリリースされたTiger Lake H35と同じで、CPUコアはWillow Cove、グラフィックス機能にはIntel Iris Xe(32EU)を内蔵。またIntel Turbo Boost Technology 3.0機能により、最上位モデルは最高5.0GHzの高クロック動作に対応する。
これによりゲーム性能は、先代のCore i9-10980HKからは5~21%、Ryzen 9 5900HXとの比較では11~26%高速化され、ノートPC向けのプロセッサでは最速になるという。
その他メモリはDDR4-3200、PCI-Express4.0は20レーン(プラットフォーム合計44レーン)で、無線LAN機能はIntel Killer Wi-Fi 6Eに対応。製品ラインナップは8コア/16スレッドの「Core i9-11980HK」を筆頭に、「Core i9-11900H」「Core i7-11800H」「Core i5-11400H」「Core i5-11260H」の計5モデル展開。
またビジネス向けプロセッサとしてvPRO対応モデルやXeonシリーズなども同時にリリースされている。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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