2021.05.17 16:14 更新
2021.05.17 配信
シャープより、2021年夏モデルフラッグシップの「AQUOS R6」が発表。世界トップクラスのカメラとIGZO技術を用いた新開発の有機ELディスプレイを搭載するスマートフォンで、6月中旬以降に発売が開始される。キャリアモデルは、NTTドコモとソフトバンクから発売予定。
トピックの一つに挙げられるのが、高性能デジカメ級の1インチセンサーを搭載した、ライカ共同開発のカメラだ。ライカとは長期的なパートナーシップを締結し、2020年3月より協業を開始、「AQUOS R6」はその第1弾モデルとなる。
スマートフォン最大級のセンサー(約2,020万画素)と、F値1.9/焦点距離19mmの7枚構成レンズ「ズミクロン」を採用。さらにスマートフォンが得意とするデジタル画像処理技術を組み合わせ、超広角から6倍ズームまでをシングルカメラでカバーする。従来機種に比べ、暗所ノイズを40%削減しつつ解像性能は15%向上したという。
また、ディスプレイにはシャープのお家芸であるIGZO技術を用いた初の有機EL「Pro IGZO OLED」を搭載。表示コンテンツに応じてリフレッシュレートを世界初の1~240Hz(240Hz描画は120Hzに黒画面挿入で実現)で可変駆動させ、省エネ性能と残像感の少ない滑らかな表示を両立させている。
画面サイズ6.6インチのエッジディスプレイを採用し、解像度は2,730×1,260ドット。10億色の色彩階調と2,000:1の高コントラスト、業界最高の最大輝度2,000nitに対応する。
プロセッサはQualcomm最上位の5G SoC Snapdragon 888(8コア/2.8GHz+1.8GHz)。基本スペックはメモリ12GB、ストレージ128GBで、OSはAndroid 11を搭載する。
そのほか、1年後の電池劣化を10%以下に抑えたAQUOS史上最大の5,000mAhバッテリーを内蔵。ボディはIPX5/IPX8の防水とIP6Xの防塵、おサイフケータイ/NFCに対応する。また、生体認証は顔認証に加え画面内指紋認証を採用。世界最大の検出面積をもつ3D超音波指紋センサーを内蔵し、従来比2倍の高速認証や2本指認証に対応した。
外形寸法は幅74mm、奥行き162mm、高さ9.5mm、重量約207g。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 絵踏 一
シャープ株式会社: https://corporate.jp.sharp/