2021.05.25 10:18 更新
2021.05.21 配信
「MACH.2デュアルアクチュエータ技術」を採用するエンタープライズ向けHDD。インターフェイスはSAS 12Gbps、容量は14TBで、フォーマットは4Knと512e/4Knの2モデルがラインナップする。
「MACH.2デュアルアクチュエータ技術」では、独立して動作する2基のアクチュエータを備え、2系統のデータ入出力を同時に行うことが可能。1つのHDD内で2つの処理を並行で行うことで、パフォーマンスを2倍に高めることができるというもの。
今回発表された「Exos 2X14」では、シーケンシャルアクセスは最高524MB/secとされ、SATA3.0(6Gbps)接続のSSDに匹敵するパフォーマンスを実現。またランダムアクセスも最高で読込304IOPS、書込448IOPSで、従来の約2倍に引き上げられているという。
主なスペックは回転数が7,200rpm、キャッシュ容量256MB、MTBFは250万時間、AFRは0.35%、製品保証は5年間。消費電力はアイドル時7.2W、ランダムアクセス時が12.3W(読込)/8.7W(書込)、シーケンシャルアクセス時が13.5W(読込)/11.8W(書込)。外形寸法は幅101.85mm、奥行き147mm、高さ26.1mm、重量685g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Seagate Technology: http://www.seagate.com/