2021.05.31 12:28 更新
2021.05.31 配信
Intelは、昨年9月に発表したスリムノートPC向けCPU「Tiger Lake UP3」に、ブーストクロックを高めた上位モデル2種を追加した。
「Core i7-1195G7」は、Core i7-1185G7の上位に位置づけられる製品で、ベースクロックは3.00GHzから2.90GHzへと若干低下している一方、最高クロックは4.80GHzから5.00GHzへと向上。また全コアアクティブ時のクロックも4.30GHzから4.60GHzへ、GPUクロックも1.35GHzから1.40GHzへと引き上げられている。
その他スペックは変わりなくコア数は4コア/8スレッド、EU数は96基、キャッシュは12MBで、メモリはDDR4-3200/LPDDR4x-4266に対応する。
Ryzen 7 5800Uとの比較ではゲームだけでなく、クリエイティブなアプリケーションでも優れたパフォーマンスを発揮するという |
「Core i5-1155G7」は、Core i5-1145G7の上位モデルで、こちらもベースクロックは2.60GHzから2.50GHzへと低下。一方、最高クロックは4.40GHzから4.50GHzへ、全コアアクティブ時のクロックは4.00GHzから4.30GHzへ、GPUクロックも1.30GHzから1.35GHzへ向上している。
その他、コア数は4コア/8スレッド、EU数は80基、キャッシュは8MBで、メモリはDDR4-3200/LPDDR4x-4266に対応する。
またIntel初の5Gモジュール「Intel 5G Solution 5000」も同時発表。フォームファクタはM.2(30x52x2.3mm)、モデムにはMediatekチップを採用し、OSはWindows/Chrome/Linuxに対応する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/